1
禍々しい鎧に身を包んだ、屈強な魔族がバベルの命でその地に降り立った。呪われし防具に心を奪われ、肉体をも淫獣に身を堕とした哀れな青年、プラムである。邪悪に染まったその表情は、これから行う『村消し』という儀式に対する興奮で淫らな笑みに占められている。
「何者だ!!止まれ!」
村の入り口で男が槍を構えて威嚇した。近隣の城から派遣された憲兵の様だ。プラムはニヤリと笑い、真っ黒な刀身の騎士剣を抜く。
「バベル様の軍門に下れる事を光栄に思え」
憲兵が動く隙もなくプラムは深々と騎士剣を彼の左胸に突き刺した。驚愕に目を見開き、憲兵は脱力する。
「ガハッ……」
剣を抜くと憲兵は地に倒れ伏し、微動だにしなくなった。プラムは騎士剣に閉じ込められたら憲兵の魂を食し、より一層暗黒の力を深めていく。
「あーうめぇ!いつ喰っても最高の味だぜ……」
プラムの長い舌が刀身を舐め、憲兵の断末魔を味わう。鎧の合間から、年齢に似つかわない太さの凶悪なチンポが飛び出し、獲物を求めて震え始めた。
憲兵の装備を紙の様に切り捨てて全裸にすると、プラムはそのイチモツを無理矢理挿入し、魔力の詰まった黒い精子をたっぷり種付けした。男の魂はプラムの体内で邪悪な魔物に転生し、元の肉体へプラムの種付けで戻されていく。
「グルルルルガアアアアァァッ!!」
真っ黒な体毛が全身を覆い、不気味な音と共に骨格が変えられていく。二足歩行で人を襲う黒き狼男の淫獣『キリングウルフ』へと憲兵は転生した。所々に憲兵の衣服がぼろ切れの様にまとわりつき、人の面影が痛々しく見て取れる。守るべき村人達に魔物は喜んで牙を剥いた。
2
プラムは片っ端から男達を斬り、『キリングウルフ』へと転生させていく。老人も少年も、分け隔てなく淫獣へと姿を転じ、禍々しい肉棒を滴らせながら獲物を探し求めた。人語も解さず、記憶も消えた彼等には性欲とバベルへの忠誠心しか存在しない。次々に村中で雄叫びが上がり、野獣と精液の匂いが濃厚に漂い始めた。
「うわぁぁあぁあああっ!!」
ガラス職人の若者が、軽々と『キリングウルフ』に持ち上げられ、汗だくの肉体を舐め回される。為す術もなくされるがままにされた職人は、器用に汚れた衣服を裂かれ、全裸にさせられてしまう。包茎が晒されてしまい赤面するが、あちらこちらから『キリングウルフ』達が現れそれ所では無くなった。中には、職人の先輩や同僚と覚しき者も居る。
「あ……あぁ……」
恐怖に震える職人を囲んだ『キリングウルフ』達は強烈な催淫作用のあるフェロモンを脇から分泌する。
「あ…はぁ…はぁん……」
職人の包茎チンポは半分剥け、顔はとろりとだらしなく緩んだ。躊躇わずに先輩だった淫獣のチンポをしゃぶり、親友だった淫獣のチンポをケツでくわえた。たっぷりと体内に含んだ黒精が、職人をより淫らに、そして不可逆にしていく。群がる『キリングウルフ』に廻され、職人は陥落した。
「すげぇぇ!野獣のチンポうめぇ!!もっと俺に、臭くて邪悪な雄汁入れてくれぇぇっ!!」
無限に続くかと思われた快楽は、突然あっさりと終わりを告げる。深々と胸を貫いた騎士剣を呆然と眺めた職人は、プラムに補食され、次に気が付いた瞬間周囲の者と同じ姿になっていた。
(俺も淫獣に、淫獣になれたああああっ!!バベルサマアアアッ!!)
瘤の付いたズル剥けのチンポから黒精を吹き上げ、一匹の『キリングウルフ』が産声を上げた。
3
村人のほとんどの男が淫獣と化し、『村消し』も佳境を迎えていた。
『村消し』とは、村一つを全員同じ姿の淫獣に変え、その種の繁殖地を作る儀式だ。今回は『キリングウルフ』の巣窟としてこの村が選ばれ、全ては手筈通り順調に行われている。それも、偉大な騎士の息子であるプラムの屈強な肉体とそれに見合った強大な魔力のバランスのおかげである。
村の広場には、暗黒騎士と淫獣達が集っていた。淫獣の数は、今や数十匹にのぼる。その中心に、拘束された男が3人居た。
グラークは鍛冶屋の棟梁であり、齢は30になる。熱さに耐える肉体は頑健で、汚れたタオルを頭に巻いている。細身ながら、ガッチリ着いた筋肉が、片手で刀剣を扱う力強さを表していた。職人らしく髪は短く、鋭い目つきが特徴だった。
スウォードは聖職者の息子で、まだ17歳の青年である。頭は肌が見える程丁寧に剃られ、クセの無い穏やかな顔立ちをしている。身長が高く、横にも適度な幅があるので力持ちだがその優しい性格から乱暴事は苦手だ。胸からクロスを下げ、祈祷の最中に捕らわれたので黒の制服を着ている。
残る一人はゴードンと言い、村長の息子だ。まだ25歳ながら農耕に才を持ち、既に村の指導者的立場にある。日に灼けた肌は浅黒く、人懐っこい顔をしていた。黒のロングブーツにラフなパンツ、袖を脇まで織り上げた泥だらけのシャツと、一般的な農民の姿をしていたが、剣術を嗜んでいる肉体はメリハリがあり、一目で筋肉質と分かる。シャツは汗で透け、膨らんだ胸板に押し上げられた乳首が明らかになっている。もみ上げから顎にかけて髭が覆い、童顔を気にしている事が窺えた。
この三人は、種族の長の候補である。魔力に耐える頑健な肉体に、強靱な精神力、そして身体の魔や淫に対する感度を探り、三人の内の一人が淫獣を束ねる猛者として転生するのだ。
「ククク…お前等も直ぐにコイツ等とおんなじにしてやるからよォ!!」
プラムが騎士剣を掲げると、一斉に『キリングウルフ』達が三人に襲いかかる。フェロモンが重複し合い、三人は発情を促され本能を刺激されていく。獣臭い息を吸い、口一杯に指ごと邪悪な体毛が詰め込まれた。口を開くとビッシリ生え揃った牙に、艶めかしく踊る真っ赤な舌。抵抗など出来る筈もなく、三人は甘んじて陵辱を受け入れていく。
4
最初に陥落したのは、一番若いスウォードだった。神の加護を受けていた筈の肉体は、獣達の舌で汚され、熱気や体液でドロドロに湿っていた。
「神よ……我を救いたまえ!神よぉぉっ!!」
祈る手は空を掴み、鼻腔に淫獣の匂いが充満する。色白の美しい肉体は縦横無尽に弄ばれ、スウォード自身もフェロモンに蝕まれ始めていた。たっぷり唾液で湿らされた淫獣の手が、スウォードの未使用の綺麗な亀頭に伸ばされる。フェロモンでそそり立った彼の肉棒は、教義の禁欲に従い手淫さえもされた事がない。
「カッ!ハアアアアアッ!!」
強烈な淫獣の責め苦に、スウォードは身を激しく捩らせて抵抗した。瞳は潤み、スキンヘッドまで真っ赤に染まる。蓄えられた精子は出口を求めて、尿道へと殺到していた。
(こんな淫らな姿で……っ!!淫獣に屈するとは……)
その巨体が宙に浮き、淫獣達によって揉みくちゃにされる。うっすら生えた体毛は固く締まった筋肉に張り付き、スウォードの全身から獣の汗の匂いがする程体臭をマーキングされた。フェロモンは彼の脳内に作用し、更に精神を淫らな物へと変えていく。理性に反する肉欲を前に、スウォードは限界寸前だった。
(アアッ!気持ち良いっ!!悪魔の誘惑に俺は屈してしまうっ!!早く……早く俺を解放してくれぇっ!)
震えるマラをおいしそうにパクリとくわえたのは、先程まではガラス職人だった淫獣だ。舌を包皮に滑り込ませ、ジュルジュルと淫猥な音を立て、スウォードの忍耐にトドメを刺した。
「アアアアッ!!俺……は……?」
顔にまでぶっかかった精液に、スウォードは呆然となる。逞しい胸板、薄く筋の入った腹筋、陰毛に真っ直ぐ一筋の軌跡が見えた。生臭い、神に仕える彼がもっとも嫌悪すべき欲の象徴。
「あ………嫌だ……嫌だああっ!!」
淫らに責め立てられた自身を思い出し、スウォードの理性は決壊する。清廉な彼にも、醜い性欲があり呆気なくそれは彼の肉体を支配した。淫獣達は敏感にそれを察知し、更にスウォードをフェロモン漬けにする。全身に満遍なく塗られた彼の精液は、ローションの様に作用し、スウォードの精神を一層歪めていく。
「俺の…欲が……溢れ…へへぇ……俺…本当は…」
差し出された淫獣達の禍々しいチンポに、恐る恐る口を運び、スウォードは本能のまま貪った。痺れる様な快感が彼を襲い、すっかり湿ったアナルにもチンポが挿入される。下と上の口を塞がれた彼に、聖職者としての面影はなかった。
(もっと…もっとくれ……俺を堕落させて……)
禁欲の反動が彼を淫欲に導き、畜生へと変えていく。目は虚ろに濁り、全身はベタベタに黒精がぶっかけられ、坊主頭にまで何度も吐精されていた。イキすぎて空撃ちになったチンポも、白濁液でドロドロに汚れながらも立派に天を仰いでいた。
「俺、獣臭ぇ……」
そう呟くと、スウォードは脇や股間、更には胸や脛が毛深くなっている事に気が付いた。『キリングウルフ』のフェロモンや精液で既に身体に淫獣と化しつつある兆しが現れていたのだ。
「あ、はぁ…もっとくれよ……俺を淫獣にして……」
懇願する様に『キリングウルフ』達を見詰める先に、プラムの姿があった。黒い切っ先がスウォードの心臓に向けられる。
「アガアアアアッ?!」
激しい痛みと共に、スウォードの魂は抜き取られる。
「聖職者様も淫獣にされちまうなんて、この村最高だぜ」
スウォードの理性や知性はプラムに消され、ただ本能と淫欲のみ増幅された魂が、邪悪な力と共に肉体へ返される。スウォードのアナルは淫獣達との交尾で既に拡張されていた。プラムの鎧から突出したチンポがスウォードを貫く。ドプッドプッドプッ………。暗黒騎士は躊躇う事無くスウォードにたっぷり邪悪な種子を注いだ。
(あぁぁぁぁ……キモチイイ…もっとモットモット…闇ノ力ヲ俺ニ……)
「アグゥッ!!グルルルオオオォォッ!!」
「くうっ!!まだまだお前はたっっぷり雄汁注入してやるからよぉっ!」
スウォードの半身は既に『キリングウルフ』となり、狼の様に変形し毛深くなった顔が、プラムの言葉に悦びを見せる。聖職者としての矜持は無く、人としての倫理観をも消し去られた彼は、魔族に犯される事に抵抗をしようとすら考えられない。プラムの肉体から与えられる魔力を、欲望を吸収しケツで貪る事しか頭に無かった。
(スゲェ!!オレ、カンジテルゥッ!!バベルサマのオチカラがケツにミチテ、インジュウにサレチマウゥッ!!)
「嬉しいか?ニンゲン辞められて嬉しいだろ?!オラッ!鳴けよ!!」
プラムのチンポが再び脈動し、熱い黒精がスウォードの腸内に吐き出される。
「アォォォォォォンッ!!」
スウォードが高らかに吠えると、毛皮の包皮からズルリと淫獣のものとなった赤黒い肉棒が根元まで剥け、黒い精を噴射させた。『キリングウルフ』へと転生を終え、長い舌をだらりと裂けた口の端から垂らす。真っ黒な体毛は、所々精液がこびり付き歪な紋様を作っていた。スウォードが他の『キリングウルフ』と違う点は、右腕の爪が異常に鋭く、大きいという所だ。リーダーになれずとも、平均的な『キリングウルフ』と一線を画すのは魔力との相性が良かった事に起因する。
恍惚とした表情で、その淫獣は立ち上がった。スウォードの面影は何処にも無く、人々を震撼させる魔物として完成していた。彼は身を翻すと、すぐに仲間の淫獣達とまぐわい始める。祝福を受けるかの様に精液を浴びる彼は、とても幸福そうだった。