・時間停止・淫魔化3/鳶職人

俺が自分の状態に気付いたのは、大分前だ。体がぴくりとも動かず、汗をかき、真面目な表情で、射精したまま時を止められている。本当だ。目の前には2コ下の秋田がいるが、コイツも同じ状態だ。金髪坊主に髭を生やし、がっちりとした筋肉に汗を浮かばせ、真顔でチンポの辺りのニッカボッカに大きな染みを作っている。
俺達は現場の帰りに襲われ、気付いたらお互いこんな状態だった。黒のタンクトップは汗で湿り、紫の地下足袋は泥で汚れたまま、展示されている。周りには他の制服を着た野郎共がいて、野郎二人が同じ様な服装で向かい合っていた。俺は、ねじり鉢巻きで黒い短髪を上に立たせ、秋田と同じ、黒のタンクトップ、薄汚いニッカボッカ、紫の地下足袋姿で固まっていた。まだ25なのに、胸毛が生え、タンクトップから少し覗いている。顎髭を三角形に整え、厳つい顔を更に雄臭くしてつっ立っていた。
これは何かの罰なのだろうか、と思うと俺達には思い当たるふしが幾つかある。それは、俺達がかなりのヤリチンだった事だ。二人でレイプすれすれの事もかなりやったし、一週間で10人の女とは寝ていた。それだからか、俺は(多分秋田も)時間を止められてから何故か男――しかも、俺達の様な筋肉質で厳つい――にしか発情しなくなった。秋田の臭いにも感じるし、自分の脇汗にも感じている。だから、これは罰なんだと俺は思った。

「淫魔候補はお前らか」
いきなり数人(?)の悪魔らしきもの達が現れ、俺達の前で止まった。初めて見たが、どいつも筋肉隆々で最高だ。体が動けば絶対にズっていただろう。
「試験だ」
悪魔が指を鳴らすと、俺達は真っ暗闇の中、同じ体勢のままつっ立っていた。
「淫魔になるか?」
淫魔?
「このまま時間を止められたまま永遠の時を過ごすか、淫魔となり地上の男達を淫楽に墜とすか……選べ」
俺は断然後者が良かった。すると、体が自由に動く様になり、止まっていた射精も再開する。秋田も同じ思いらしく、解放された後、俺達は久しぶりの絶頂を味わった。
「契約を」
と悪魔が近付き、俺と秋田の額に手を当てる。秋田の額に複雑な黒い紋様が現れた――多分、俺の額にも付いているだろう。
「ふぐあっああああああああ!」「がっぐああああああああああ!」
体に激痛が走り、俺達は悲鳴をあげた。チンポが痛ぇ。射精したばかりのチンポは再び固くなり、ズボンをはち切れんばかりに押し上げている。秋田が痛みに耐え切れず、ズボンと六尺を脱ぐと、ビタンッと音がしてチンポがタンクトップの胸を汚した。チンポは秋田の胸くらいまであり、まだ伸びている。
「何だ…これ……う、うわああ!」
あまりの恐怖に秋田は泣き出した。俺も耐え切れなくなりズボンを下ろすと、いきなり顎をかすめてチンポが飛び出す。
「あ……あ……俺のチンポが…」
俺は驚いて、無意識にそう呟いていた。

俺達のチンポは大きくなり続け、立っていられなくなる。座ると、丸太を抱えている様に見えるくらい竿は太くなり、先端は丁度鼻の高さ、キンタマはドッジボール位に肥大し、俺達は化け物へ変貌した。亀頭はどす黒く変色し、ずる剥けだったチンポはさらに剥け、溜まっていたチンカスがビッシリ詰まっていたので凄まじい臭いである。
「塚本の兄貴……俺、頭おかしくなりそうです…ひあっ!」
「ぐうっ!俺もだ…秋田…」
悪魔達は、俺達の様子をけたけた笑いながら眺めていた。
「お前達には三日三晩、ここで盛り合ってもらう。また、この間は俺達の指示に従う事」
こうして、俺達の人としての生を終える儀式が始まった。
手を伸ばし、自分のチンポ越しに秋田のチンポを扱く。手のひら全体を使っても、デカチンを覆う事は出来ない。しかし、性感は敏感になっているので、とてつもない快楽だった。
「ひゃあ!兄貴ぃ!俺もう駄目です、チンポ狂いになってチンポの事しか考えられねぇ!イクイクイクっ出る!」
じょぼぼぼと精液が溢れ、お互いを白く染めた。
「うおお!、くっせ!たまんねぇ!お前の雄汁臭すぎるぜ!があっ!俺も、出るぜ!ぐああぁ!」
負けじと俺も精子をぶっ放した。俺達はどろどろに汚れ、扱き合う。悪魔が何度か指示を与えてその通りに実行した。例えば、
「服を交換しろ」
と言われれば、「押忍!」と元気に返事をし、互いの汗と精液でぐちゃぐちゃなタンクトップを喜んで着て、脂ぎった足汗をたっぷり吸った地下足袋を舐めてから履いた。
「凄ぇぬるぬるする!たまんねぇ!」「納豆臭ぇ!やべぇこれ!」
と射精し、
「チンカスを喰い合え」
と言われたら互いの大量の臭ぇチンカスを「うめぇ!うめぇよ!」と叫びながら貪り合った。
「兄貴ぃ!」「秋田っ!」
俺達はチンポを抱え合い、チンポ同士でズり、精子を浴び、狂った様に発情していた。何回イッたかわからなくなった頃、俺は全身精子まみれで顔の周りだけ舌で舐めとり、秋田は俺の胸毛をチンポを押し退けて味わっていた時、
「儀式は終わりだ。最後にこれを入れてお前達は我々の仲間だ」
そう悪魔が言い、取り出したのは水晶程の黒い玉だった。それをチンポの先に当て、ぐっと尿道に押し込む。
「「ぎゃああああああああああ!」」
激痛と快感に身をよじり、俺達は耐えた。早く淫魔になりたい、その一心しかない。悪魔は肘まで尿道に入れ、俺達を犯した。そして、黒い玉が体に融け合うのを感じ、
「ああああ!ズる!イクっ!うわああああああああっ!!」
と叫び、射精した。精子は真っ黒に変わり、俺達の体を完全に包んだ。体が熱くなり、黒い光が一閃迸ると、俺達は向かい合う悪魔達と同じ姿になっていた。跪き、仲間になった感謝を述べ、俺達は淫魔として人間達を堕としに元の世界へ帰る――鳶職の格好をして…

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