日も暮れた住宅街、新築の家の傍に停められたライトバンに乗り込む土方達が一日の疲れを滲ませていた。
その中でも、石切親子は朝から働いていただけあって、ぐったりとシートに身を預けている。
石切和正は、今年で35になる。中年と呼ばれる様になりつつある歳だったが、よく日に焼けた肌と、仕事で鍛え上げた逞しい肉体、そして、若々しい坊主頭と童顔からまだ30位によく見られた。本人は少しそれを気にしているらしく、無精髭を生やしたが、益々逆効果であった。
石切一仁は、父親の和正と対照的に、金髪をがっちり逆立てたチャラ男風だった。色黒の一仁も和正に負けず劣らずの肉体を誇り、16の割には成熟した男の器になっていた。高校よりも労働を選んだ彼は、見た目とは裏腹に父親思いの一面を持っている。
「眠ぃ……」
大きく欠伸をして、一仁は全身を伸ばした。黒のニッカボッカに、上はタイトな機能性シャツ、その上から工具を入れるポケットの付いたベストを着ていた。足は勿論地下足袋である。
「俺も…今日は疲れちまった……」
和正も目頭を押さえ、呻く様に言った。一仁と同じ格好ながら、モスグリーンと色だけが違う。二人とも汗や泥で無惨に汚れきっている。ヘルメットと手拭いをシート下にしまい、親子はうつらうつらしてしまう……その車を運転しているのが、人から転生した淫魔だとは知らず……
※
和正が目を覚ますと、車は山の林の中に停められていた。もう真っ暗闇で、辺りに人の気配はない。
隣の席に座っていたはずの一仁も居らず、急に和正は心細くなる。運転席に居るはずの塚本は、身動きもせず前を向いている。
「お、おいっ!」
呼び掛けて振り向いた塚本は、いつもの明るい表情ではなかった。血走った目に、野獣の様な吐息……、濃厚な男の汗臭さが漂うと、塚本は本性を露にした。
塚本の肉体は一回り大きくなり、全身の皮膚が邪悪な暗黒に染まっていく。淫魔の証である尾が生え、悪魔じみた顎髭と角も生える。
「和正兄貴……、どうっすか俺のカラダ、最高じゃないっすか!」
「う……ひぃっ!」
恐怖のあまり引きつった悲鳴しか出ない。和正は塚本から逃れようとしたが、身動き一つ出来なかった。
「前から目ぇ付けてたんすよ……兄貴のカラダ、貪りてぇって…。すぐ淫乱な雄狂いにしてやりますからね」
ケタケタ笑う塚本は、淫魔としての本能が身に付いた、完成体になっていた。
「う……あ…止めろおおおぉおぉぉっ!!」
叫びはバンの中だけに響いた。汗だくの肉体を愛撫され、額に油汗が浮かぶ。塚本は動けない和正に跨がり、機能性シャツを押し上げる胸筋を揉んだ。
「すげぇ弾力だ…一回触ってみたかったんすよ、兄貴の雄っぱい」
「く……うはぁっ!止めろぉっ!」
淫魔のテクニックに、為す術もなく籠落されていく和正。快感は確かに和正の本能に働きかけ、前立腺を刺激して行った。
「これで兄貴も俺のもんだ。大丈夫、すぐに一仁もおんなじ野郎にしか興味ねぇ変態にしてやりますから」
そう塚本は言うと、先の尖った尾を和正の心臓に突き刺した。尾からは大量の媚薬が放出され、和正の血液を汚染し全身を改造していく。
「んはあああああああぁぁぁっ!」
海老反りになって、快感に悶える和正は、他の男達と同じく性感の虜になっていった。
まず全身の汗腺が開き、雄特有の汗臭さを身に付ける様になる。次に神経が鋭敏になり、全身がチンポの先になったかの様な刺激を受ける。毛深くなり、衣服と擦れる事でその効果は最大となり、和正はこの時点で果ててしまう。
乳首の肥大や筋肉の増加が始まり、最後に脳が改造される。チンポ好きの淫乱に変わっていき、臭い等の嗜好に変化が訪れる。
「あ…ひぃ…まだイグゥッ!お゛れ゛は、変態い゛い゛ぃぃぃ!」
和正の目は虚ろになり、反射からか涙が流れた。快楽に涎がこぼれ、長くなった無精髭に滴を作る。鼻水も垂れており、和正の男としてのプライドは数分の間に全てへし折られたのだった。
「があ゛あ゛ぁぁぁ!!い、淫魔ま゛さま゛あ゛あ゛ああぁぁぁっ!」
モスグリーンに白い染みを何重にも作り、和正は塚本に搾精され続けた。地下足袋は射精の度に震え、肥大した筋肉でシャツはぴちぴち汗だくに湿っている。男から雄へ、そうして塚本の集めた野郎共と和正はそう変わらなくなっていった。
「淫魔様ぁ……俺のくっせぇ脇、嗅いで下せぇ…足も丸一日履いてるんで、やべぇっすよ!俺、もっと淫らな奴隷になりてぇっす!」
完全に調教が終わると、塚本は和正を満足そうに見つめた。
「兄貴も俺の奴隷になるんすね!たまんねぇなぁ!」
肥大した乳首をシャツの上からつねると、和正は完全にイッてしまった顔で何の前触れもなく射精した。モスグリーンは最早本来の色の部分が無い程、和正の体液で濡れそぼっている。
「うぎいいいぃいぃぃぃっ!!」
絶頂の笑みを浮かべ、野獣と化した和正は、新たな刺激を求めて自らボクサーパンツを脱ぎケツを差し出した。濡れたケツ毛がべったり貼り付き、蒸れた臭いを放っている。塚本は黒く尖った爪を器用に捩じ込みながら、滑りを帯びた汗をローション代わりに和正のアナルをほぐしていく。先の改造もあり、すぐにゴツく節くれた指が三本入る程に拡張される。
「あんっ!……あっ!うあっ!」
目をぎゅっと瞑り、痛みと快感に喘ぐ和正。それを塚本は愛しげに眺め、長い舌で唇を割り口内を犯す。
「は……ああっ!ひぎっ!」
荒い息に体を上気させ、舌は淫らに絡み合った。塚本の汗や涎も、和正に滴り落ちていく。
「淫魔様のっ……でっけぇのが入って来るううぅぅぅっ!」
拡張された肛門に易々と呑み込まれ、塚本のチンポは激しく和正の最奥を突いた。
「すっかりケツマンコっすね、兄貴ぃっ!このまま肉便器になりやせんか?!」
「ひがあ゛あ゛あ゛あああっ!す、擦れるぅぅっ!!」
痙攣と共に和正は再び果てた。ケツからはどろりと塚本の濃厚で邪悪な黒い精液が溢れ出る。トコロテンで腹上に吐かれた精液は、若干灰色がかっていた。和正の肉体は、既に淫魔の邪気に侵されヒトからかけ離れつつあったのだ。
「ぐひひっ……うひぃっ!」
精悍さを失い、淫欲の塊となった和正の右手の甲に『♂』の刺青がくっきり浮かび上がっていく。これは、淫魔が堕とした奴隷の証であり、ヒトから淫獣へ堕ちた事を表す。社会に戻しても、奴隷や淫魔同士にしか見えず、符丁となるものだ。
「これで兄貴は俺の物だ」
「ありがとうございますっ!!」
異臭の充満した車内で一人、新たな奴隷が生まれた。
※
荷台に横たえていた一仁を、元の席に戻した。深い睡眠状態にさせたまま、塚本は淫魔の尾で和正と同じ様に一仁の心臓を刺す。
「ぐっ……!」
一仁は厳つい顔をしかめ、眉をぐっと寄せる。塚本は念入りに媚薬を注入し、一仁の肉体を改造していく。
「目が覚めたら一仁もすぐに奴隷の仲間入りだ」
まだ幼さの残る寝顔を、塚本は爪で撫でる。ニッカボッカの中では、既にチンポが臨戦態勢になり、テントを張っていた。
「あああ……、一仁も俺と同じ変態になっちまうなんて……」
和正は至福、と言わんばかりの笑みを浮かべ、息子の肉体が成長し淫らにされていくのを見守っていた……。
※
一仁が目を醒ました時、そこは相変わらず乱雑な車内だった。知らない高速を走り、塚本が運転をしている。隣に居た筈の和正はいつの間にか助手席へ移動しており、一仁は何か違和感を覚えた。
(……寝過ぎちまったか)
頭ががんがんと痛み、くらくらしていた。車に乗ってからの記憶も曖昧で、どのくらいの時間が過ぎているのか定かでない。
不意に鼻を突く様な、汗臭い匂いが漂う。仕事柄、車内は常にそんな臭いがしているものだったが、一仁が嗅いだのはもっと獣の様に濃いものであった。
(俺か?)
鼻まで機能性シャツの襟を上げ、汗をよく吸ったそれの臭いを確かめる。
(うわっ!くっせぇ!!)
予想していた匂いの数倍の臭さだった。シャツを押し上げる肉体から直接、汗が臭っている。その筋肉が肥大している事に、一仁はようやく気付く。
(何で俺、こんなにマッチョになってんだ?!)
元々筋肉質だった体は、脹らみを持ち、トレーニングをしているスポーツ選手の様になっており、特に体に密着した機能性シャツがそれを雄弁に物語っている。同時に、体毛が濃くなり、腕毛や脛毛、胸毛が汗で縮れる程のボリュームに増大していた。
(俺、どうなっちまったんだ?!)
焦る気持ちとは裏腹に、全身は鋭敏に刺激を感受し、反応していた。若い健全な性欲は、既に淫魔の邪な獣欲に変化してしまっている。流れる汗に反応し、擦れる毛に反応し、臭う体臭に反応する。一瞬で一仁はオナニーをする事だけで頭が一杯になった。
(やべっ、ヌきてぇ!!)
おずおずとパンツの中に手を突っ込んだ一仁は愕然とする。
一仁は寝ている間に、既に一回果てていたのだ。湿ったトランクスはヌルヌルとしている。
夢精のショックから立ち直る前に、指は本能的にチンポを扱き始めた。
(俺、何でこんなっ!あああっ!)
「うあっ!」
前の二人に聞こえない様にと、小さく一仁は喘いだ。勿論、二人は聞こえないフリをしている。
べっとりと手に付いた精液を眺め、一仁は呆然とする。量も半端ではなく、ニッカボッカまで染みが広がっていた。暗くて一仁にはよくわからなかったが、精液は既に濃い灰色へ変色している。
青臭い匂いが、つんと漂う。一仁の今まで出したどんな精液より臭く、粘り気があった。それに一仁はだんだん興奮していく。
(二回も、しかも車ん中でイッちまうなんて……俺、どんだけ変態なんだ)
バックミラーでちらりと和正の様子を窺う。和正はぼんやりと正面を向いていた。
(親父の前で、塚本兄貴も居るのに……俺、俺ぇっ!!)
羞恥心も既に快楽として転換されていた。股間が熱くなる。無意識に精液の付いた手を丹念に舐め取っていた。
ちゅぱ、じゅぶ、じゅる……
精液がやみつきになりつつある自覚が、一仁に芽生えつつあった。そして、自分が雄狂いの変態であるという事も。
(親父……塚本兄貴……俺より汗臭ぇのかな…どんな風にオナニーしてんだろ……地下足袋は蒸れてんのか……知りてぇ!俺、変態だから知りてぇよ!)
一仁の頭をよぎったのは、和正のタオルとヘルメットだった。感付かれない様に、隣の座席下から和正のヘルメットを取り出す。中には、泥の付いたタオルが丸めて詰められていた。
恐る恐る手に取り、夢中で鼻に押し当てる。酸っぱいむせかえる様な臭いが、肺に流れ込んでいく。
(親父の汗の臭い……くせっ!たまんねぇ……雄の臭いがするぜ…うおおっ!)
父親の臭いを嗅いで、一仁は自分の脇を開いて鼻を押し当てた。嗅ぎ比べをしているのである。唐突に、今度は手も使わずに一仁は射精した。
(我慢出来ねぇ!!)
「ひがぁっ!!イクッ!」
ビク!ビクゥ!ビクゥ!
大量の精液が下半身を濡らし、あられもなく一仁は叫んだ。金髪は汗で萎え、強面も淫らに弛みきっている。改造された肉体に合わせ、一仁は淫乱な獣にされてしまったのであった。
いつの間にか寂れた道に降りていた塚本は、薄暗いビル横の駐車場でライトバンを停止させた。そのまま、放心している一仁を降ろし、ビルを開けて入れる。何もない、がらんどうの部屋だった。
トランクスが擦れて、一仁は落ち着かなくそわそわしている。部屋に再び塚本が戻って来た時、同じく放心した和正を連れていた。
一仁は和正も、ニッカボッカの中で果てている事に気付く――それも、一度では無い事を。
「和正兄貴、一仁を見てどう思いますか?」
「うああ……俺の息子なだけあって、淫乱でどすけべな変態だと、うひっ!思いますぅっ!」
顔を赤くし、イヤらしく笑いながら話す和正を見て、一仁は驚きを隠せなかった。
だが、同時に安心を覚えてもおり、父親が自分と同じ雄狂いになったと知り、一仁も和正とよく似た笑いを浮かべている。
「一仁、お前ぇは人前でオナニーも我慢出来ねぇ淫乱野郎なんだな」
「うっす!俺は兄貴の前でもチンポ擦る変態野郎っす!!」
一仁は嬉しそうにそう宣言した。和正も頷いてそれを聞いている。
「いいか、お前ら石切親子はどうして変態なのか、親父に教えて貰え」
「うっす!親父、俺達何で変態に なっちまったんだ?!」
恥じらいもなく変態である事を認め、屈託なく一仁は聞いた。
「それは、んおぅっ!淫魔様が俺達を愛して下さったからだ!くはぁっ!」
ガクガクと腰を揺らし、口にするだけで和正は恍惚としていた。ニッカボッカを揉む掌には、ねっとりと糸が引いている。
「そうだ、俺がお前ら親子を淫乱に変えてやったのさ」
塚本は再び淫魔の姿に戻り、その邪悪な姿を晒した。一仁は恐怖と同時に崇拝の念が沸き上がり、無意識に立て膝を付いて頭を下げていた。和正は一人で始めたオナニーが止まらず、あんあん喘いでいる。
「お前にも奴隷の証をやろう」
「う……ぐわああああああああっ!」
焼ける様な熱さに一仁は厳つい顔を歪めた。『♂』の印が右手に浮かぶ。チンポからはだらだらと先走りが溢れ、下半身を伝い毛深い内股を湿らせていく。
「ぁあ……俺、俺ぇっ!塚本様の性奴隷にならせて頂きました!!」
「くくく……ははははは…」
虚ろな目をして股関を突き上げる親子を見て、塚本は笑いが止まらなかった。
※
「あ……親父ぃっ!そんなトコ、汚ぇよぉっ!うひぃっ!!」
「おう…おめぇの臭くて汚ぇトコが俺の生き甲斐なんでぇ!!うへぇっ!!脇汗ドロドロになってるぜ…」
「な、舐めんなぁっ!!ああっ!ダメだ!イク!ああああああぁぁぁあぁああああっ!!」
声を限りに叫んだ一仁は、ニッカボッカの染みをまた一層濃く染めた。親子の精液は既に漆黒になり、肉体が完全に人のものではなくなった事を表していた。闇の卷族、淫魔に祝福されし者はそう呼ばれている。
「親父の乳首……シャツの上からでも突っつけるくらい起ってるぜ、俺が愛撫してやるよ」
「うおっ!そんな強く揉んだらイッちまうぅっ!」
躊躇いなく胸を揉み、湿って粘つく全身を擦り付けながら一仁は和正を陵辱していく。親としての尊厳はなく、ただ股関を休ませる事なく先走りを溢れさせていた。
「うあっ!ら、らめぇ!!」
情けない声を出して、和正は果てた。モスグリーンだった衣服は全て親子の精液で何色かわからなくなっている。
「う……毛がっ!」
「俺もだ、親父ぃ」
全身を這い回る不快な感触と共に、石切親子は更に毛深く肉体を再構成されていく。胸元に覗く剛毛、指先に現れるブラシの様な毛、蒸れた汗を滴らせ、和正は一仁のアナルに挿入していく。
「うぎああああああああ!!ごわ゛れ゛る゛ぅぅぅ!!」
「すげっ!一仁のケツ締まってるぜ、俺を、吸い上げ……うひぃぃいぃぃっ!!」
最後まで言えずに、和正は涙を流して一仁に中出しを強行していた。
「一仁、好きだ」
「俺……も、親父愛してるぜ…」
親子は舌を絡ませながらそう確認し合った。羞じらう事なく、自分達の主である塚本の前で堂々と恥態を晒していく。歪められて肉欲と直結した石切親子の愛は、淫魔である塚本の渇きを満たしていた。
「ウギィッ!!」
「ヒガアアァッ!」
二人は同時に果て、大の字に横たわった。荒い息がぐしょ濡れのシャツに浮かぶ胸板を激しく上下させる。もはや性欲の獣となった親子には、塚本の為にまぐわい続ける事しか頭になかった。
「……頃合いか」
塚本が壁にあったスイッチを押すと、地下へ続く階段が現れ、そこから石切達と似た格好をした雄達がわらわらと昇ってきた。全員、右手に『♂』の刺青があり、目は虚ろで衣服は汚れていた。
行方不明になった鳶職達の、哀れな末路である。
「うへぇ……」
と一声、和正に群がったのは熊の様な体格の中年だった。ボーボーに口の回りに生えた髭が、月日の長さを物語っている。
「お、猿みてぇに毛が生えてやがる」
シャツの中にゴツくぶっとい指を入れ、まさぐる中年。
「あひぃっ!ひぐぅっ!俺は淫乱な猿っす!ぐひっ!てめぇの息子を貪るどうしようもねぇ変態にして頂きましたっ!んああっ!」
びゅるる、と何度目かわからない絶頂を和正は迎えた。下半身は常に精液臭く、全身が汗臭かった。それは勿論、一仁も同じである。
一仁は薄汚れたタオルを巻いた兄貴分の男に掘られていた。無精髭に、赤銅色の健康な肉体を持つ兄貴分は、塚本の性奴隷として日がまだ浅い。
「こいつ、生意気に髪染めてやがる!」
馬乗りにされた一仁は、兄貴分の地下足袋を舐めて綺麗にした。地下足袋は汗が染み、プラ部分と蒸れて凄い臭いがしたが、同時にそれは自分からも、更には和正からも同じ事が言えた。
「うめぇっす!兄貴の雄汁付きまくった地下足袋まじうめぇっす!!」
涎を垂らし、強面を歪めながら一仁は夢中で兄貴分の全身を貪る様に舐めた。
「そ、そうか……うひっ!おめぇ、結構可愛いな!んおっ!」
「う……兄貴の臭い、たま、たまんねぇええ!ぐひぃっ!イグゥッ!」
どぷっ、と粘性の高い黒の精液が溢れる。同時に舐められていた兄貴分も痙攣と共に果てていた。
その後、親子は複数の鳶達に廻されていく。全裸に剥かれた彼等は、猿の様に首から下を縮れた体毛で覆われていた。むっと獣の様な臭いが部屋に立ち込め、新しい奴隷の歓迎は更にヒートアップしていく。
「猿親子だな」「このど変態が!」「くせぇなぁ!」「濡れてんのか?ん?」「まだイクのか!」「ひでぇ雄だ」
言葉責めも、親子には快感でしかなかった。石切親子は完全に塚本に調教され、その性奴隷としての完成度はトップクラスであった。
「俺、息子を犯した変態っす!!もっと淫乱な猿に堕とされてぇ!!」
「変態から生まれた変態野郎っすぅ!毛深くてくっせぇ体よがらせて啼く猿になっちまいましたぁっ!!」
新たに生まれ落ちた奴隷二匹は、これから先輩となる鳶職の奴隷達に挨拶をした。ギラギラと光る目に脂ぎった肉体は、既に熟練の奴隷達に引けを取らない。鷹陽に返事をし、親しげに声をかける鳶職の男達も続々と自己紹介をしながら二人を犯していく。一仁と同じ歳から、和正より一回り歳上だったりと年齢は幅広いがみな鳶職であった事は確かな様だ。
乱交も一段落し、鳶職の輪の中心に二匹の猿が大の字で寝かされていた。全身を黒に煌めかせ、湯気が立ち上っている。ケツからは十数人分の精液がブレンドされたものが溢れ、顔や上半身には自分や親子の精液がべっちょりとかかっていた。
「洗礼、ありがとう、ござ、います、っすぅ!」
息も吸えず、一仁はそう辛うじて言った。和正はただ口をあんぐり開けて放心している。
最後に一仁が和正を犯し、奴隷の儀式は完了した。石切親子は親子丼を二回も披露し、その淫らさを奴隷達に知らしめる事に成功した。
「うへ……うへへへぇ…」
「ひぎっ!ぐひひぃっ!」
壊れた様に笑い、毛深い肉体を貪り合う石切親子は、塚本の思惑通りの奴隷に改造されてしまったのであった。
「さて、次はどんな雄を見つけるかな…」
貪欲に次のターゲットを探す塚本は、高笑いをしてビルを後にした。